妊娠・出産・育児の覚え書き

妊娠・出産・育児については情報が多すぎて、誰か1人の詳しい口コミがまとめて見たいな~と思っていたので書いてみることにしました。近い将来の私と友人のための内輪ブログですが、知らん人もお気軽にどうぞ。

シフト制育児が合わなかった話

シフト制育児を試みたものの、断念してスタイル変更に至ったのでその記録を書きました。

*里帰りなし、パパ育休1ヶ月取得で、育休期間中の生活についてです。

 

 

参考にした「シフト制育児」

産前にTwitterで「漫画「育休夫婦の幸せシフト制育児」」を見かけて、これは良さそうだ!と我が家にも採用してみました。

toyokeizai.net

 

やってみたのは、みかんさん夫婦の2回目のものを参考に、18時、2時、10時の3交代スタイル!

夫の仕事復帰も踏まえて、睡眠時間を仕事が始まっても可能な夜型にしました。

我が家のシフト制育児スタイル

食洗機とドラム式洗濯機、ロボット掃除機をフル活用する妻。

夕食は夫が作ってくれています。ありがたい・・・。

 

妻は2食スタイル+たまにおやつor夜食。

概ね母乳育児なので栄養が足りないことを危惧して、ヨーグルトにグラノーラ入れて食べたりしました。

 

出てきた問題点

そこで2週間ほど過ごしてみたのですが、出てきた問題が以下の3点。

(1)犬の散歩の時間がない

(2)夫のメンタル不良

(3)会話、コミュニケーション不足

 

(1)犬の散歩の時間がない

まず、我が家には犬がいます。

真夏なので、日中に散歩にいくのが難しい状況。

しかし、ワンオペ時間には散歩に行くことができない・・・!!

 

行くとしたら夜中の交代時間では・・・?!ということで、何回か2時に起きた夫が犬の散歩に行ってくれたのですが、やはり深夜の寝起きに散歩はしんどい・・・ということで断念。

 

(2)夫のメンタル不良

2週間ほど経って、ふと夫の表情が優れないことに気付きました。

明るいうちに寝て、暗いうちに起きる生活がなかなかしんどいとのこと。そりゃそうだ。

日中のツーオペ時にも買い物や食事の準備など、ずっと動いてくれていたので疲れてしまったようです。頼りすぎました。

 

担当の助産師さんによると、体感としてここ数年はパパのうつの方がママよりも増えているとのこと。

育休を取るべき、育児をやるべきとの風潮が高まっていて、しかし産婦人科や行政からの支援はいまだママのみ。

情報にもアクセスしづらく、がんばるパパほどうつになりやすいそうです。

(ホルモンの変化もなく、気合だけで一気に変化するのも大変だと言っていました。それも納得。)

 

(3)会話、コミュニケーション不足

ワンオペ時の情報共有はぴよログで大丈夫!

www.piyolog.com

しかし、一緒にいる時間は10~18時の1日8時間のみ。

その中で買い出し、調理、授乳、寝かしつけ、犬の世話、自分たちの入浴、沐浴などをしています。

そうすると、夫婦の会話の時間が皆無で、しかもお互いワンオペ時の疲労もあって余裕もなく、本当に一緒に住んでいるのか・・・?レベルに。

外にも出ていないので誰とも会わず、人との関わりはSNSだけの生活。

割としゃべりたいタイプの妻の気持ちも落ち込んできてしまいました。

 

助産師さんからのアドバイス

2週間健診にて、助産師さんから「パパはどうですか?」との質問。

シフト制だけど、気持ちが落ちているかも・・・と話したところ、分担のアドバイスをいただきました。

 

・とにかく今のシフト制で2回分授乳が空いてしまい、胸が張りすぎてしまうのはよくない。(乳腺炎のおそれ)

・21~22時ごろの授乳を終えたら寝て、次の0~1時の授乳だけパパに担当してもらうと3~4時まで6時間寝られて、かつ授乳のタイミングと合わせられる。

・授乳中に出るホルモン(オキシトシン?)で短時間でも深い睡眠が取りやすくなっている。

・日中にパパにお願いしてお昼寝できる時間を作ってもよい。

 

実際にシフト制とは言いつつも、授乳できない時間が続くと胸が張ってしまって目覚めてしまう(私は6時間が限界なので実質9時の授乳で起きていた)こともあり、夫と相談して分担を変えてみることにしました。

 

改訂版の日課

アドバイスを基に、改訂した日課がこちら。

改訂版の日課

夜間は母子で一緒に過ごし、日中は2人で育児するスタイル。めっちゃ普通。

食事は基本的に夫に作ってもらっています。ありがたい・・・。

 

夫は夜間に別室で通常通り睡眠を取り、妻は授乳の合間の赤ちゃんが寝ている時間+ばっちり1~2時間ほどお昼寝させていただいています。

 

改訂版の感想・良かった点(妻目線)

・夫婦で過ごす時間が増えて、コミュニケーションを取れるようになった。

・ワンオペ時に食器洗いや洗濯など一通りやっておこう・・・という義務感がなくなり、日中のゆとりのある時間帯にやるようになった。

・夫の表情が明るくなり、子に対してより積極的に関わってくれるようになった。

・授乳頻度が増えて、搾乳や胸の張りのストレスがなくなった。

・犬の散歩ができるようになった。

・意外と細切れ睡眠の負担感はない!(お昼寝しているからかも)

・3食とれるようになって栄養がとれている感じがする。

 

改訂版の感想・よかった点(夫目線)

・起きる時間に指定がないのでプレッシャーの軽減になった。

・夕食をちょうどよい時間帯にとれるようになった。

・犬の散歩に行きやすい。

・シフト制だと1日が体感8時間しかなかったので、長く感じてよい。

・ツーオペ時間が長いので、犬のストレスも軽減できたかも。

 

最後に

こんな感じで、ひとまず変更して問題点は出てきていません。

現状は改訂版がよいのですが、産後直後の母乳が安定しない時期は毎時間授乳+足しミルクだったので、そうなると深夜の負担感がもっと大きかったかなぁとも思います。

また、まだ赤ちゃんがよく寝てくれるので大丈夫ですが、頻繁に夜泣きをするようになるとまた変わってくるかもしれません。

赤ちゃんの性質や夫婦それぞれの入眠のしやすさ、必要な睡眠時間などによっても合うパターンは違うのかもと思いました。シフト制がいいと思ったんだけど、合わないパターンもあるんだな~という気付きでした。